ご覧いただきありがとうございます。 ✴︎フランス　アンティーク　水玉ガラス珠 　　スタンホープ付　ボーン製　ロザリオ　ルルド 　　　　　十字架　3×4㎝ 　　　　　　珠　　6〜7㎜ 　　　　　輪の長さ　約76㎝ こちらはヴィクトリア期から20世紀初頭にかけての品で、ボーン(牛骨)製の十字架の真ん中には、当時の先端技術であったスタンホープ(スタンホスコープ)とよばれるレンズがとりつけられています。明かりに向かってレンズを覗くと、中に仕込まれたマイクロフィルムの絵柄が見える仕組みです。 フィルムが少しずれているようなのですが、こちらのレンズの奥にはフランスのカトリックの巡礼地と思われる絵柄が納められています(写真17〜19枚目)。ベルナデッタ、教会堂、洞窟…などの文字と写真をみることができます。 ルルドのお土産品だったのかもしれませんね。 スタンホープレンズを通して今もまだ細密写真を見ることができるものは貴重です。 スタンホープレンズとフィルムの収集をしている人もいるそうです。 ロザリオの珠は古い水色ガラス製で、白い水玉模様がついています。 こちらのガラスビーズも手の込んだ珍しいものだと思います。 古い時代のガラス珠は素敵ですね。 ひとつひとつが均一の大きさではなく、手作り感のある歪な形をしていたり、気泡の痕らしき穴がみえたり… 水色の水玉ガラスは見た目も可愛らしく、またさわやかで珍しいですね。 大変古い品ですので、やや傷ありで出品しておりますが、特筆する点はありません。 長い間大切にしておりましたが、 気に入ってくださる方がいらっしゃいましたら、コレクションに加えてくださいね。 よろしくお願いいたします。